〈倍率速報2024〉新潟県公立高校一般選抜:新潟地区【新潟県高校受験情報】

令和6年 新潟県公立高校入試 倍率速報 新潟地区

 

こんにちは。超個別指導塾まつがくです。

本日、公立高校入試の志願倍率が発表されました。

この記事では新潟地区の各高校の志願倍率を確認するとともに、今年の傾向についてもお話していきます。

 

※2024年度の最終倍率はこちら※2/29更新
〈最終倍率2024〉令和6年新潟県公立高校一般選抜:新潟地区【新潟県高校受験情報】

※県央地区の志願倍率はこちら※
〈倍率速報2024〉新潟県公立高校一般選抜:県央地区【新潟県高校受験情報】

目次

  1. 志願倍率の概要
  2. 第二志望学科を選べる高校の倍率について

この記事は5分程度で読み終えることができます。

 

【新潟県公立高校入学者選抜試験 志願倍率(2024/2/21時点)】

 

データはこちら⇨2024新潟下越地区 公立高校入試倍率

高等学校入学者選抜に関する情報より抜粋

志願倍率の概要

今回一番高い倍率が出たのは新潟高校理数科1.78倍でした。新潟商業高校総合ビジネス科1.75倍が続いています。

 

新潟高校は毎年倍率が高く、理数科は昨年より-0.07と、下がってはいますが例年並みと言えるでしょう。新潟高校普通科1.15倍で昨年比-0.06となっており、例年よりは少し低めの値でした。

例年、倍率上位に入っている市立万代高校英語理数科1.60倍(ー0.32)、普通科0.99倍(ー0.39)と大幅に倍率が下がりました。

また、新潟南高校普通科1.18倍(ー0.11)、理数コース1.17倍(ー0.55)、新潟江南高校1.24倍(ー0.32)と、上位校はどこも倍率が下がるという状況になりました。

 

一方で新潟商業高校総合ビジネス科は昨年比+0.30と、例年に比べても大幅に上がりました。反面で、情報処理科1.20倍(-0.05)、国際教養科0.81倍(ー0.25)と他の学科は倍率を下げています。倍率の差が大きいので、同じ高校内で学科の志願変更が出ることも予想されます。総合ビジネス科は昨年も、一次倍率1.73倍から志願者が40人減って最終倍率1.45倍に落ち着いているので、今年も相当数の志願変更が予想されます。

他に倍率が大幅に上昇した高校として、新潟向陽高校1.64倍(+0.42)、新潟北高校1.22倍(+0.57)の2校は普通科で予想外の高倍率になりました。

また、新潟工業高校では7学級一括募集に変更され、ミライ創造工学科1.22倍と高倍率になりました。例年では学校全体で定員を割っている状況でしたので、学校として大幅に志願人数を伸ばしたことになります。参考ですが、昨年は全学科合計で定員302人に対して志願者は256人でした。

 

新潟中央高校は普通科が0.98倍(ー0.16)と下がり、学究コースが1.00倍(+0.20)と上がっています。食物科は1.55倍(+0.38)と大幅に上がりました。

新潟西高校1.08倍(+0.03)、新潟東高校1.18倍(+0.03)は安定して1.0倍を超えてきています。巻高校1.09倍(+0.00)、新津高校1.05倍(+0.05)も安定した結果になりました。

 

今年度の傾向としては、上位レベルの高校で倍率が減少しました。ただし、昨年に上位校は倍率が上がったので、戻って安定したと言えるかもしれません。

一方で上位校以外の倍率は学校や学科によって違いが見られました。予想外に倍率が高くなった学校もあり、中には「二次募集を狙っていたのに見込みが外れた」という人もいるかもしれません。志願変更も動きが読みにくくなっていますので、倍率に振り回されず強い意志をもって最後まで勉強をやり切る覚悟が重要です。

 

第二志望学科を選べる高校の倍率について

新潟高校のように、理数科があり第二志望で普通科を志願できる学校は倍率の見方に注意が必要です。

普通科を第一志望とした志願人数に加え、理数科で不合格になった人も普通科で合格する可能性があるからです。

それを加味すると、より実質的な倍率は次の式で計算できます。

 

倍率=(普通科志願者数+(理数科志願者数ー理数科募集人数))÷普通科募集人数

 

これを計算すると下のようになります。

新潟高校普通科 (322+(143ー80))÷280=1.38倍

新潟南高校普通科 (380+(47ー40))÷320=1.21倍

新潟市立万代高校普通科 (199+(64ー40))÷200=1.12倍

 

発表されている数字より高くなるので、志願している皆さんはより緊張感をもって勉強の最終仕上げに取り組みましょう。

※新潟中央高校は学究コースが1.00倍のため実質倍率は変化していません。

 

おわりに

今回は新潟県公立高校入試倍率:新潟地区を見てきました。

倍率を見ると不安に思う方も多いと思いますが、やはり勝負はこれまでの積み重ねが大きいと思います。

これまで自分がやってきたことを信じて最後まで戦い抜きましょう!

 

倍率を見て不安になった、志願変更を考えたいというまつがくの生徒、保護者の方がいればいつでも校舎でご相談ください。

 

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