塾の仕事をしていて一番嬉しい時【まつがく柳町教室】

塾の仕事をしていて一番嬉しい時【まつがく柳町教室】

こんにちは!まつがく柳町教室長の松本です。

 

塾で指導をしていて何が一番楽しいだろう?

最近よく考えるんですが、なかなか「これ!」っていうのがありません。

 

生徒の成績が上がったとき・・・・志望校に合格したとき・・・・通っていて良かったといわれたとき・・・・

どれも嬉しいですが、よく考えたらみんな「生徒が成長したんだな」って時なのかなと思います。

 

最近こんなことがありました。

 

中学のときに教室に通っていたAさんから、工学院大学の先進工学部の指定校推薦をもらえそうだという話を聞きました。

Aさんは中3の初めから通い始めたんですが、その時は5科目で100点でした。

特に理科数学が苦手で、理科は一ケタ台で本当に苦労していました。

 

まつがくに来てからはまじめに勉強をしてくれて、宿題も完璧にやってくれました。

結果、3年の最後のテストでは200点を超え、平均点近くまで点数を上げることができました。

 

Aさんは以前から農業に興味を持っていて、まつがくに来た当初から須坂創成高校の農業科に通いたいといっていました。

点数が上がったので、入試前に『他にも行けそうな高校はいくつもあるけどどうするの?』と聞くと

 

『農業関連の勉強がしたいので創成がいいです。』

 

と話してくれました。

 

『大学には行きたいの?』

『できれば行きたいです。』

『だったら創成で学年上位にいれば指定校推薦で大学にいけるからがんばってね』と言うと

『はい、がんばります!』と答えてくれました。

 

そして…

あれから早いもので三年が経ち、Aさんも高3、受験生に。

 

その間、相当がんばったのでしょう。

見事に指定校推薦をもらえそうなところまで来ました。

それも、あれだけ苦手だった理系大学の学部に。

 

…すばらしい!

 

Aさんがいかに理科が苦手だったか、がんばってもなかなか結果が出なくてどれだけ悔しい思いをしたか、そんな思い出がよみがえってきました。(失礼ながら、まさかあのAさんが偏差値50の大学に受かるなんて!!と思ったのが正直な気持ちです。)

 

人生は中学生の成績では決まりません。

 

これからのAさんに明るい未来が待ってますようにとお祈りすると共に、なんかじわじわと喜びが沸いてきました。

 

僕らは子どもの人生の成長の手助けをしている。

その子供たちは全員確実に成長している。

けれどもその成長はなかなか見えてこない。

 

そんな子供の成長が垣間見えました。

本当に嬉しかった。

Aさん!ありがとね。

それとこれからもがんばってね!

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