長野市の髙野いろはさんは、信州大学教育学部附属長野中学校(以下、信大附属中)と屋代高等学校附属中学校(以下、屋代中)にW合格しました。受験4か月前にまつがく広徳校に入り、適性検査型入試の対策に取り組みます。
もともと勉強が楽しいという髙野さんは、投げ出したくなるような難問を前にしても、「解けないと悔しいからもっとやる」といつも前向きなマインドで取り組んでいました。
「本人がやりたいようにやってほしい」というお父様と、髙野さんの中学受験に伴走した宮澤真都先生とともに、髙野さんの中学受験を振り返ります。
髙野いろはさんのデータ
●出身小学校/長野市立下氷鉋(しもひがの)小学校 ●これからの目標・夢/将来の夢は学校の先生。音楽が好きで、特に合唱は長野市児童合唱団 と、今年立ち上げた小学校の合唱団に入っていた。
小6・8月 |
中学受験にチャレンジしてみたいという本人の希望で入塾。第1志望は屋代中、第2志望は信大附属中。週3コマの通塾に加えて自宅で宿題に取り組む。atama+の小5、6算数と、適性検査型中学入試専門の文系・理系テキストで適性検査型入試の傾向対策。記述問題を重点的に取り組む |
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9月 |
週5コマに増やす。atama+の中学受験問題に取り組む |
10月 |
模試「まつがくEXテスト」にチャレンジ。適性検査型中学入試専門の実践問題集(過去問集)で、全国の適性検査型入試の過去問に取りかかる |
11月 |
面接練習をはじめる |
12月 |
12月2日に第1志望の屋代中の入学試験を経て、合格 |
1月 |
atama+で中学数学に取り組む |
1. 中学受験にチャレンジしてみたい!
難しい問題も前向きなマインドで
- 宮澤
いろはさんは、学校の勉強が簡単に感じて、もっといろんな難しい問題に取り組んでみたいという思いがあったようですね。それで中学受験に挑戦してみたくなって、まつがくに来てくれました。第1志望を屋代中にした理由はありますか?
- いろは
公開授業を見に行って授業が楽しそうだなって感じたことと、屋代中は中高一貫なので、そこでできる勉強の幅が広いのではないかと思ったからです。
- 宮澤
信大附属中は高校受験する必要がありますからね。まつがくを選んだ理由は?
- お父様
自宅から近かったのと、YouTubeで情報収集をして好感を持ちました。翌週末に説明を聞きに伺って、宮澤先生のお人柄に触れて「決〜めた」って。(笑)
- 宮澤
初耳です。まつがくのYouTubeチャンネルを見てくださったんですね。ありがとうございます。嬉しいです!
- いろは
近いのもよかったし、atama+が面白かったです。
- 宮澤
atama+は最初から楽しんでやってくれていましたね。いろはさんの能力の高さは入塾時から感じていますが、特に処理力の速さ、計算や知識を組み合わせる思考のスピード感は群を抜いています。そしてもうひとつ素晴らしいのが、すべてにおいて前向きなマインド。職業柄、能力の高いお子さんは何人も見ていますが、たとえば「過去問いやだな」とか、「こんな難しい問題解けないよ」とどうしても後ろ向きになる瞬間はあります。いろはさんにはそれが一切ありませんでした。非常に素晴らしくて、人間として尊敬しているところですね。お父さんからは、いろはさんの前向きさというのはどんな風に見えていらっしゃいますか?
- お父様
勉強については非常に前向きですね。とにかく楽しいからもっとやりたい、ということをずっと言っています。
- 宮澤
「勉強について」ということは……。
- お父様
自宅では超マイペースでダラダラしていますよ。
- 宮澤
(笑)。
- いろは
(笑)。
- 宮澤
全然想像できないです。
- いろは
生活面はね。いや、まあ……。
- お父様
でも、自宅でのんびり気を休める時間というのは非常に大事ですから、いいことだと思っていますよ。
記述が受験対策の柱に
- 宮澤
入塾時は週2コマでatama+の算数をやりつつ、適性検査型中学入試専門の文系・理系テキストを宿題で進めてもらいました。屋代中は適性検査型という公立中高一貫特有のテストなので、そこに特化したテキストです。
- いろは
atama+で基礎をやって、テキストは受験対策でした。
- 宮澤
9月末くらいのタイミングだったでしょうか。お父様に、受験対策のためコマ数を増やしていただけませんかというご相談をしました。そこから週5コマに増やしてもらいました。
- いろは
合唱やピアノとの両立があったので、火・水・金は1コマずつで、土曜日に2コマでした。
- 宮澤
塾に来ない日は私が出す宿題をやってもらっていました。中学受験には塾だけでなく家庭学習も必須です。それに、適性検査型は理系・文系問わず記述式がネックになります。適性検査ならではの論理の組み立てがあり、誰でも最初は苦労するところです。
- いろは
文系・理系テキストから、毎日1つずつ宿題が出ていました。
- 宮澤
屋代中の適性検査は、1が文系で国語と社会、 2が理系で算数と理科という風に分かれています。5年生から中学受験を目指して通う場合は、算数・国語・理科・社会の基礎を5年生のうちに固めて、6年生で適性検査型に進むという流れ。いろはさんの場合は基礎がかなりできていたので、適性検査の演習をやる中で抜けがある部分を簡単な解説で補えば十分でした。だから、指導の大部分は記述のための「読解」と「記述」に費やしました。たとえば、理科で呼吸に関する問題があった時に、吸うだけでなく吐くところまで記述しないと点数が半分しかもらえない、というような感じです。記述のためには前提となる読解力が必要です。長文から情報を抽出する「読解力」、そこからまとめてアウトプットする「要約力」と「表現力」という具合に複合的な力が必要です。そこを総合的に見て行くのが適性検査型入試です。
宿題は早起きして静かな朝にやる
- 宮澤
記述の対策はけっこう大変だったんじゃないでしょうか。
- いろは
塾でやるのは楽しいけど、宿題はめんどうくさかったです。学校も授業や勉強はいいけれど、宿題は嫌。
- 宮澤
やっぱり家は休む場所なんだね。受験勉強中は、息抜きはどうしていましたか?
- いろは
息抜き……考えていなかったです。
- 宮澤
弟さんがまだ小さいじゃない? 家にいると勉強しにくいというのはあったりしたんじゃないかな。
- いろは
(大きく頷いて)うんうんうん。塾や習い事から家に帰るともう夜で、弟たちがうるさすぎて宿題できないから、早起きしてやっていました。
- 宮澤
何時ぐらいに起きていたの?
- いろは
5時とか。
- 宮澤
早いね!
- いろは
時間配分も決めてあって、学校の宿題は大体30分で終わるから、あとの30分で塾の宿題をやっていました。
2. 激ムズ問題も「楽しかった」
苦戦しても1週間かからずクリア
- 宮澤
10月からは、適性検査型中学入試専門の実践問題集をやってもらいました。北海道から沖縄まで、同じように適性検査型入試の過去問をひたすら集めたテキストです。あとは、atama+の中学受験モードから屋代中の傾向に近い問題を抽出して解いてもらっていました。
- いろは
楽しかった~。
- 宮澤
かなり難しい規則性の問題で最初は少し苦戦していたけれど、1週間もかからないで合格していましたね。一般的には、何回か不正解が続くとへこたれるんだけど、悔しいからもっとやろうという風に1回も諦めずに、やり抜く力がすごかったです。屋代中では規則性ともうひとつ、図形の展開図の問題もよく出ます。それも同じようにクリアしていました。atama+に立体図形の中で紐を直線で繋ぐ問題あったのは覚えてる? あれ、激ムズなんだよ。
- いろは
箱の中で点3つを紐で繋いだ直線距離を求めよ、という問題だったかな。あれも楽しかった。
- 宮澤
展開図だけ与えられて、それが立体になった時を想像して、紐を直線で繋ぐという問題でした。あの問題はかなり難易度が高くて、できる子は多くはないんですよ。立体をイメージできる力だけでなく、比も分かっていないと解けません。
2か月前の模試でC判定!?
- いろは
模試はヤバかったです。
- 宮澤
10月に「まつがくEXテスト」という内部の模試を、長野駅東口校で受けてもらいました。いつもと違う人や環境で緊張感を味わってもらうのが目的です。
- いろは
初めて行く場所だったから、すごくそわそわしました。
- 宮澤
合格のためには80点ぐらい取る必要がありましたが、英語も含めてどの科目も6割ぐらいでしたね。判定としてはCで、解き直しをしっかりしようねとアドバイスをしました。あの模試でモチベーションが下がるということはありませんでしたか?
- いろは
うーん……あったかもしれない。模試の問題は屋代中の過去問とは全然違ったので。学校のテストと同じような問題で、でも学校のテストでは取ったことのない低い点数だったから悲しかったです。
- 宮澤
そうですよね。でもあの模試は、形式は学校のテストと似ているけれど、内容はすごくハイレベルで難しいんですよ。傾向としては信大附属中に近い内容で、その対策は一切していなかったので、よく6割得点できたとも言えます。
- お父様
入試の2か月前だったので、模試の結果に先生は内心焦るということはなかったんですか?
- 宮澤
もちろん、もう少し点数は欲しいなというのは正直ありました。でも、焦るほどではなかったです。私たちが指導していて一番焦るのが、模試の点数よりも学習計画の遅れです。その観点でいくと、いろはさんは一切心配ありませんでした。
模試で結果が出なかったら出なかったで、当然計画は修正していきます。つまずいたり宿題がどうしてもできなかったりして遅れるのが一番不合格の要因になるという感覚があります。いろはさんはやるべきことはやっていて、学習計画の遅れは一切なかったので。「ノートを忘れました」ということはちょっとあったけどね。
- いろは
(笑)。
内容がしっかり伝わる面接にブラッシュアップ
- 宮澤
11月から面接の練習をはじめました。
- いろは
他の人がいっぱいいる中で、ちょっと恥ずかしかったです。
- 宮澤
個室ではなく、パーティションで区切っただけのスペースだったからね。面接の受け答えはもともと良かったので、屋代中と信大附属中それぞれの対策を重点的にやりました。
- いろは
学校の校風もカリキュラムも違うからって、先生と一緒にパソコンで調べて。
- 宮澤
「こういうことをやってるらしいよ」「楽しそう」「じゃあ、これを面接で言ってみたらどう?」という感じで進めていましたね。学校の特色に寄り添った答え方の練習は、かなりやりましたね。「貴校じゃなきゃダメなんです」という要素を足していくイメージです。
- いろは
文末が上がってしまうから下げて話そうねということはよく言われました。
- 宮澤
そういうアドバイスもしましたね。まず400字くらいの文章で答える内容を考えて書いてもらうんですが、いろはさんはそれをものの5分で覚えてアウトプットしていました。記憶力の良さは信じられないほどでしたよ。何パターンぐらいやったかな……。
- いろは
10パターンぐらいかな。
- 宮澤
ふつうは暗記した文章をしゃべると、たどたどしくなったり、「てにをは」がおかしくなったりするんですが、いろはさんすごくスムーズでした。でもスムーズすぎるがゆえに再生マシーンのようにスラスラ流れていってしまう傾向があり、そこを修正していました。やはり気持ちが入っていないと伝わらないので、覚えたことをただしゃべるのではなくて、一文一文ちゃんと区切って話そうという指導をしました。
3. 問題がすらすら解ければ、それだけ楽しい
友だちと同じ中学に行きたい
- 宮澤
いろはさんの受験勉強は一貫して、すごく苦労しているという感じはなかったですよね。お父さんから見ていかがでしたか?
- お父様
家内も私も大変そうだなと思ったことは一度もないです。
- いろは
私が「楽しい」しか言ってなかったからね。
- 宮澤
いよいよ受験本番で、11月25日が信大附属中、12月2日が本命の屋代中でした。まず信大附属中はどうでしたか。
- いろは
緊張しました。
- お父様
授業の見学や説明会に行って、まったく初めて行く場所ではなかったんだけどね。
- いろは
同じ学校から受験した仲間を見つけていました。私のクラスからは、信大附属中に行く子が1人、屋代中に行く子が私も含めて2人います。
- 宮澤
どちらもいろはさんのお友だちでしたっけ。
- いろは
そうです。だから、信大附属中にも屋代中にも行きたいのが本音でした。学区の関係で、公立中に進学する場合は、100人いる同級生の中で私含め4人だけが別の中学に行くことになるんです。受験すれば一緒の学校に行ける。私は勉強も好きだし、仲のいい子とも一緒にいられると思って中学受験したところもあります。
- 宮澤
それも大事なモチベーションですよ。 手ごたえはどうでしたか?
- いろは
あまり得意ではない漢字の問題は難しいと感じたけれど、文章は大丈夫でした。算数は楽しかった。社会も楽しかったし、理科も楽しかった。
- 宮澤
(笑)。
- お父様
(笑)。
- いろは
屋代中も……楽しかった(笑)。信大附属中は合格できそうな感じがあって、屋代中のほうがドキドキしてました。
- 宮澤
屋代中は、受験後に「国語の記述問題が最後まで書けなかった」と言っていましたね。
- いろは
最後の大問が、時間が足りなくて書けませんでした。でも、合格できてよかった。
- 宮澤
いろはさんの実力ならば合格する可能性は高いだろうと思っていました。前日にやった過去問は62点で合格ラインだったんですよね。やるべきことはすべて終えていて、記述ももともと上手だった文章が、適正検査型に最適化して書けるようになっていたので、十分可能性はあるなと。
合格の喜びは目で語る
- 宮澤
合格発表の日、私はすごくドキドキしていました。
- いろは
信大附属中は郵送で、屋代中はWeb公開でした。親からは「家に届いたらすぐに見ていいよ」と言われていたので、どちらも家に帰ってひとりで見て「やったー」って。
- 宮澤
合格が分かって、どうでした?
- いろは
安心しました。一緒に受けた子はどうだったかなって、気になっていました。
- お父様
「宮澤先生には親からは連絡しないので自分から直接言いなよ」と伝えていました。
- いろは
言ってない気がする……。
- お父様
えっ!?
- 宮澤
いろはさん、言ってくれましたよ。お父さんからそういう風にアドバイスいただいていたんですね。ドキドキしながら待っていました。いろはさんがいつも通り校舎に来てくれて、目が合った瞬間、受かったんだなとわかりました。受かった目をしていたので。
- いろは
すごく仲のいい友だちたちも受験していて、朝学校で会った瞬間に「どうだった?」と聞かれて、何も言わないでいたら、「受かったの!?」って(笑)。
- 宮澤
いろはさんは、目で語るタイプなんだね(笑)。
仲のいい3世代・8人家族
- 宮澤
ご家族でお祝いはされたんですか?
- お父様
信大附属中の合格が分かった次の週末は、合格前からお取り寄せしておいたお肉でローストビーフを作って失敗しました。
- 宮澤
お父さんがつくられたんですか?
- お父様
我が家は共稼ぎなので、普段から食事は私が作っているんですよ。あ、屋代中合格の週末はこれもお取り寄せしていた牛肉で焼肉もしましたね。
- 宮澤
髙野家は、お誕生日パーティーもすごく盛大ですよね。いろはさんの誕生日に「お誕生日おめでとうございます」とお父さんにLINEを送ったら、いろはさんとお子さんたちがケーキを食べている動画を送っていただいて、すごくいい動画だったのを覚えています。
- お父様
ホールケーキを自分のお皿に取り分けないで、みんなでつついている動画ですね。
- 宮澤
とても優秀ないろはさんですが、ご夫婦でどんな風に子育てされているんですか?
- お父様
屋代中に受かったという結果を見ればすごい子だなと思いますけども、頭がいいことは私たち夫婦の中ではそんなに大きな評価軸ではないんです。優しく心配りができる子であれば十分だと思っています。そのうえで勉強ができたり、運動が得意だったり、音楽や図工が好きということはその子の個性なのでどれができたらすごいということはありませんね。勉強については本人がやりたいと言うので「どうぞどうぞ」というスタンスで、私たちにとっては、いろはも大事な4人の子のひとりです。
- 宮澤
子育てで大切にしているポイントはどのあたりでしょうか。
- お父様
私たちから「あれをやりなさい、これをやりなさい」ということは一切言わないです。進路についてもそうです。本人がやりたいようにやればいいというのが、夫婦の共通の理解。たまたま、いろはは自分でできる子だっただけで。
- 宮澤
あまり細かいことは仰らないんですね。
- お父様
家でだらだらすることと宿題をめんどうくさがるところは、家内がお小言を言っていますけど、それもコミュニケーションの一環かなと思うので、それはそれでいいことだと思います。それ以外のことでうるさく言うことってあんまりないよね?
- いろは
うん。
いろはらしく、ありのままで
- 宮澤
今は中学の数学に取り組み始めました。中学に入ってもまつがくを続けてくれると嬉しいですが、どうですか?
- いろは
私は楽しいから続けたいです。
- 宮澤
入りたい部活はある?
- いろは
吹奏楽部かな。私のいとこが吹奏楽部で使っていた楽器を持っていて、吹奏楽部に入るなら使っていいよと言ってくれているので、興味があります。
- 宮澤
いろはさんは、将来の夢は学校の先生と教えてくれました。
- いろは
3,4年生の時の先生が楽しませる授業をしてくれる先生だったんです。授業にアニメのキャラが登場してきたり、 生活科の授業で野菜を育てて、それを売ったお金でお菓子パーティーをしたりしました。当時はコロナ禍だったので、みんな家に持って帰ったタブレットでZoomにつないで。
- 宮澤
へぇ! すごく素敵だね。
- いろは
それがとっても楽しかったから、そんな先生になりたいな。身の回りに勉強が嫌いという人がたくさんいます。小学生のうちから勉強を楽しめる人が増えてほしいから、先生になって勉強の楽しさを教えたいです。
- 宮澤
学校の先生もいいけど、塾の先生も選択肢に入れてくれると嬉しいな。これから中学受験にチャレンジする人に、いろはさんから伝えられることがあればぜひ教えてください。
- いろは
楽しめれば、なんでもできる気がする。
- 宮澤
勉強を楽しめない人が楽しむためには、どうしたらいいですかね。
- いろは
うーん……それでも、楽しむ! 問題がすらすら解ければ、それだけ楽しいから。atama+は遊んでいる感覚だったから、そんな感じで勉強できれば楽しいと思う。
- 宮澤
なるほど。楽しもうとする気持ちは、すごく大事だよね。お父さんは、これからいろはさんにどんな風に育ってほしいと思っていますか?
- お父様
いつまでもいろはらしくありのままでいれば、いろはにとって素敵な人生が送れると思うので、そのままでいて欲しいな。
- いろは
はい。
- 宮澤
いろはさんは、楽しんで楽しんで楽しみ切って合格を勝ち取りました。その楽しむ心をずっと忘れないでほしい。勉強に限らずね。あとは健康に過ごしてくれれば、何も言うことはないです。改めて、本当におめでとうございます!
(取材・文/くりもときょうこ)