高校入試制度が変わります【長野県高校受験】

高校入試制度が変わります【長野県高校受験】

(注)元の記事は2019年4月に投稿したものです。その後年1月に実施の先送りが発表されたため、加筆修正を行っています。また、試験制度の変更についても未確定な部分が多いため、あくまでも参考程度にとどめておいてください。

 

こんにちは。個別指導塾まつがくの阿由葉です。

 

 

 

 

 

みなさんは長野県の高校入試が変わることを知っていますか?

以下に簡単にまとめてみました。

 

前期試験「枠拡大と試験制度の再構築」

・特色科以外では現行の50%以内から60%以内と枠が実質拡大します
・これまでなかった学力検査(Ⅰ:文系教科 Ⅱ:理系教科)が行われます
・「その他の検査」として「面接」「プレゼンテーション」「グループ討議」「実技」「小論文」「学校独自の学力検査」などが行われます
→「プレゼンテーション」や「グループ討議」は大学入試改革の影響が大きいかと思われます

 

後期試験「学校裁量のB基準の導入」

・現行の「A基準」である内申点:入試点数=45:500に、内申点と入試点数の比率を学校で決めることができる「B基準」が加わります
・「B基準」は定員の30%以内で、「A基準」の合格者を決めた後「B基準」での合格者を決めます
→技能教科も得意な「委員長タイプ」よりも、5教科に特化して勉強ができる「秀才タイプ」に焦点が当てやすい形になったのかなと思います

 

英語の4技能評価

・スピーキングテストを導入する方向で検討中です
・導入までは、間接的に「話す力」を検査する問題を出題予定です
→「話す力」の問題はリスニングに盛り込んだり、以前のように文の中で強調する単語を選んだり、文に切れ目を入れるような問題になったりするかもしれません

 

まとめ

現在中学生1年生のみなさんが受験する2022年度高校入試から、この新しい制度になります。→2024年度への導入延期に伴い、「2020年1月時点で現小学校5年生のみなさんから」となりました。

しかし入試の形式や問題自体は奇をてらったものではなく、普段の学校や家庭での学習の成果をはかるものには変わりがありません。
ぜひまつがくでしっかり勉強して十分に対策をした上で入試に臨みましょう!

 

詳細は下記長野県教育委員会HPでご確認ください。

【県公立高等学校入学者選抜制度に関する情報】

https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/koko/gakko/saihen/joho/senbatsuseido.html

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